千葉県は、全国でも吹奏楽の強豪校が多い地域として知られています。
習志野高校や市立柏高校の名前を聞いたことがある方は多いと思いますが、外房・茂原周辺にも東関東大会や全国大会へ進む学校があります。
そこで今回は、2026年の大会実績を中心に、千葉県内の吹奏楽強豪校と、茂原・長生・山武・市原周辺の注目校を整理しました。さらに、実際に生演奏を聴けそうな直近のイベントも合わせて紹介します。
千葉県の吹奏楽は「習志野・市立柏・幕張総合」が全国トップ級
まず千葉県全体を見ると、現在最上位にいるのは、習志野市立習志野高校、柏市立柏高校、県立幕張総合高校の3校です。
2026年9月に行われた第32回東関東吹奏楽コンクール高校A部門では、この3校がそろって東関東代表に選ばれ、全日本吹奏楽コンクールへの出場を決めています。
つまり現在の千葉県高校吹奏楽では、この3校が全国大会まで進むトップグループと考えてよさそうです。
習志野高校は全国屈指の伝統校
習志野高校吹奏楽部は、千葉県だけではなく全国でも屈指の名門です。
全日本吹奏楽コンクールへの出場回数、金賞受賞回数ともに非常に多く、「高校吹奏楽といえば習志野」と名前が挙がるほどの存在です。
2026年も東関東大会を突破し、全国大会への出場を決めています。
吹奏楽だけでなく、野球応援での迫力ある演奏でも全国的に知られているため、吹奏楽に詳しくない人でも一度は名前を聞いたことがある学校かもしれません。
市立柏高校も全国大会常連
柏市立柏高校、通称「市柏」も全国級の強豪です。
柏市は自治体自身が「吹奏楽の街」として情報発信しているほど吹奏楽文化が盛んな地域で、その中心的存在の一つが市立柏高校です。
2026年も東関東大会を突破し、全日本吹奏楽コンクール代表になっています。
市柏はコンクールだけでなく、地域イベントやショッピングモールなどでも演奏することがあり、全国級の演奏を比較的身近に聴ける学校でもあります。
幕張総合高校も全国トップクラス
県立幕張総合高校のシンフォニックオーケストラ部も、近年の千葉県高校吹奏楽を代表する存在です。
2026年8月の千葉県吹奏楽コンクールA部門本選を突破し、9月の東関東大会でも全国代表に選ばれました。
吹奏楽だけでなくオーケストラとして活動している点も特徴で、大編成ならではの華やかな演奏を楽しめます。
外房・茂原周辺で強い学校は?
ここからは、茂原から比較的見に行きやすい外房・山武・市原方面を見てみます。
| 学校 | 近年の主な実績 |
|---|---|
| 東海大市原望洋 | 東関東大会・東関東選抜大会などへ出場 |
| 茂原北陵 | 2026年千葉県B部門代表、東関東大会出場 |
| 成東高校 | 日本管楽合奏コンテスト全国大会出場 |
| 一宮商業 | 2026年千葉県B部門予選金賞・本選出場 |
| 長生高校 | 個人コンクール県大会進出者あり、定期演奏会など地域活動も活発 |
茂原北陵高校は2026年に東関東大会へ
茂原市内で注目したいのが茂原北陵高校です。
2026年8月の千葉県吹奏楽コンクール高校B部門本選で千葉県代表に選ばれ、9月の東関東大会へ進出しました。
自由曲は松下倫士作曲「リュミエール・エテルネル(永遠の光)~ナポレオンの生涯と栄光~」。
近年も東関東大会やマーチング大会へ進んでおり、茂原周辺では継続して上位大会へ進んでいる学校の一つです。
さらに2024年度には、千葉県個人コンクールのマリンバ部門で県1位となる奏者も出ています。
成東高校は全国大会まで進む実力校
山武市の県立成東高校も、外房・九十九里方面ではかなり注目したい学校です。
学校公式発表によると、2026年度は第32回日本管楽合奏コンテスト高校生A部門で最優秀賞を受賞し、全国大会への出場を決めています。
過去にも千葉県吹奏楽コンクールB部門で県代表となり、東関東大会や日本管楽合奏コンテスト全国大会へ進出しています。
毎年6月に定期演奏会、冬休みにはチャリティーコンサートを開催するなど、一般の人が演奏を聴ける機会もあります。
一宮商業も2026年県大会本選へ
長生郡一宮町の県立一宮商業高校も、人数は比較的小規模ながらコンクールで結果を出しています。
2026年の千葉県吹奏楽コンクール高校B部門予選では金賞を受賞し、本選大会への出場を決めました。
学校公式では、吹奏楽部は1~3年生合わせて20人に満たない規模と紹介されています。
大編成ではない学校でも県大会本選へ進んでいる点は、外房地域の吹奏楽を見るうえで面白いところです。
長生高校では個人奏者にも注目
長生高校は、学校全体のコンクール実績だけではなく、個人奏者にも注目したい学校です。
2026年3月に行われた第39回千葉県吹奏楽個人コンクール木管楽器部門では、長生高校2年の奥田怜花さんがサックスで銀賞を受賞しました。
奥田さんは、その前に行われた山長夷地区予選で65人の出場者の中から上位5人に入る金賞を獲得し、県大会へ進出しています。
演奏曲はJ.ドゥメスマン作曲「オリジナルの主題による幻想曲」。
学校が公式に実名で紹介している個人コンクール入賞者で、外房地域の若い奏者として今後も注目したい存在です。
実際に演奏を聴きたい! 2026年秋の直近イベント
せっかく強豪校を知っても、演奏を聴けなければ少しもったいないところです。
2026年10月以降に一般公開が確認できる演奏イベントをいくつか紹介します。
10月4日 幕張総合高校「ちばミライ文化祭2026」
幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部が、10月4日(日)に京成千葉駅前広場で開催される「ちばミライ文化祭2026」に出演します。
- 日程:2026年10月4日(日)
- 時間:13時30分から
- 場所:京成千葉駅前広場
- 観覧:無料
全国大会出場を決めたばかりの幕張総合の演奏を無料で聴ける機会です。
11月22日 幕張総合「MUSIC IN MOTION!」
幕張総合高校は11月22日にも「MUSIC IN MOTION! supported by blast」への出演を予定しています。
詳細は幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部公式サイトで順次案内されています。
長生高校は毎年秋に現役・OB合同演奏会
長生高校吹奏楽部は、例年11月ごろに現役・OB合同演奏会を開催しています。
2025年は11月16日に長生村文化会館で開催され、入場無料、全席自由でした。
2026年分については10月1日時点で一般向けの正式案内を確認できていませんが、今後学校公式サイトで発表される可能性があります。
地元で長生高校の演奏を聴きたい方は、学校公式ページを時々確認しておくとよさそうです。
成東高校は冬のチャリティーコンサートにも注目
成東高校吹奏楽部は、例年冬休み時期に成東文化会館のぎくプラザでチャリティーコンサートを開催しています。
2025年は12月24日に開催されました。
2026年分の正式発表はまだ確認できていませんが、全国大会へ進出している今年の演奏を地元で聴ける機会として、発表を待ちたいイベントです。
茂原北陵の一般向け演奏予定にも注目
茂原北陵高校は2026年10月・11月の吹奏楽部予定表を公開していますが、現在は保護者向けパスワード保護ページとなっており、一般向けイベントの詳細までは確認できません。
定期演奏会も毎年開催されているため、一般公開イベントが正式発表された場合には当ブログでも紹介したいと思います。
「大会の順位」だけでは分からない吹奏楽の面白さ
吹奏楽の学校比較では、全国大会や東関東大会への出場実績が分かりやすい目安になります。
一方、A部門とB部門では編成人数や条件が異なり、小規模校には小規模校ならではの音楽があります。
また、学校全体の大会成績だけでなく、長生高校の奥田怜花さんのように、個人コンクールで県大会まで進む奏者もいます。
大会結果をきっかけに学校を知り、実際に演奏会へ行って自分の耳で聴いてみると、それぞれの学校の個性がより分かりやすくなります。
外房の吹奏楽は意外と面白い
全国級の習志野、市立柏、幕張総合だけを見ると、吹奏楽の強豪校は千葉市より北側に集中しているように見えます。
しかし外房側にも、東関東大会へ進む茂原北陵、全国大会へ進む成東、県大会本選へ進む一宮商業、個人奏者が活躍する長生高校など、それぞれ特徴のある学校があります。
しかも定期演奏会や地域イベントでは、こうした高校生たちの演奏を無料または比較的安い料金で聴けることもあります。
当ブログでは今後も、茂原・長生・山武・東金・市原周辺を中心に、吹奏楽部の一般向け演奏会や注目奏者、大会結果などを見つけたら紹介していきたいと思います。
※この記事は2026年10月1日時点の千葉県吹奏楽連盟、東関東吹奏楽連盟、各学校公式サイト、千葉県公式情報などをもとに作成しています。生徒個人名については、学校等が公式に実名公表している大会実績のみ掲載しています。イベントの日程・内容は変更される場合があります。
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