2026年9月3日木曜日

【実際に行ってみた】ドラッグストアコスモス茂原早野店の感想 駐車場・品揃え・支払い方法は?


2026年8月29日にオープンした「ドラッグストアコスモス茂原早野店」に実際に行ってきました。

場所は千葉県茂原市早野1219-1。

営業時間は午前10時から午後9時までです。

コスモス薬品の公式店舗情報によると、茂原早野店では医薬品、化粧品、雑貨、食品、酒、たばこを取り扱っています。

今回は、実際に買い物をして感じた店内の広さや品揃え、駐車場、価格、店員さんの印象などを紹介します。

駐車場はそれほど広くない

まず駐車場ですが、個人的には「かなり広い」という印象ではありませんでした。

新しくできた郊外型ドラッグストアというと、広大な駐車場を想像する人もいるかもしれませんが、茂原早野店についてはそこまで大規模ではないと感じました。

ただし、私が行ったときはオープン直後ということもあってか、駐車場に警備員さんが2人立っていました。

車の誘導をしてくれていたため、混雑している割にはかなりスムーズに駐車できました。

新規オープン直後はどうしても車が集中するので、こうした誘導員がいるのは助かります。

なお、警備員の配置はオープン期間中の臨時対応と思われるため、今後も常駐するかどうかは分かりません。

店内は「超大型店」という感じではない

店内についても、非常に巨大な店舗という印象ではありませんでした。

あくまで私個人の感覚ですが、店の広さだけならダイレックスなどの方が大きく感じます。

ただ、これは必ずしも悪いことではありません。

日用品をちょっと買いたいだけなのに巨大な売り場を端から端まで歩くのは、それなりに大変です。

茂原早野店くらいの規模だと、

「薬を買う」
「洗剤を買う」
「飲み物やパンを買う」

といった日常的な買い物なら、むしろ商品を探しやすいように感じました。

大きければ大きいほど便利というわけでもないので、普段使いの店としては、このくらいのサイズも使いやすいと思います。

食品はあるが、スーパーとは少し違う

コスモスという名前からドラッグストアだけを想像して行くと、食品の多さには少し驚くかもしれません。

茂原早野店も食品を扱っています。

実際に見たところ、お酒も販売されていました。

パンもあります。

一方、私が行った時点では、

・惣菜
・精肉
・弁当

といった、一般的な食品スーパーにあるような商品は見当たりませんでした。

そのため、

「今夜のおかずを全部ここで揃える」

というスーパー的な使い方より、

飲料、菓子、パン、保存食品、調味料などを日用品と一緒に買う店、と考えた方が分かりやすいと思います。

コスモス薬品の公式店舗情報でも、茂原早野店は「食品」「酒」の取扱店となっています。

値段は安い商品も多い。ただし全部が最安というわけではない

コスモスといえば「安い」というイメージがあります。

実際に見てみても、

「これは安いな」

と思う商品は確かにありました。

一方で、店内の商品すべてが周辺のスーパーやドラッグストアより安い、というわけではありません。

商品によっては、

「これは別のお店とあまり変わらないかな」

と感じるものもあります。

この辺は、スーパーやドラッグストアを普段から使っている人なら、いつも買う商品の値段を見比べると分かりやすいと思います。

コスモス薬品自身は「特売ではなく毎日同じ価格で安く販売する」という方針を掲げています。

ポイント還元や曜日限定セールで安くするというより、最初から販売価格を抑えるという考え方のようです。

店員さんはみんな感じがよかった

個人的に印象が良かったのが店員さんです。

私が訪れたときに対応してくれた店員さんたちは、みなさん感じがよかったです。

オープン直後で混雑している時期は、店側もかなり忙しいはずです。

それでも接客面で嫌な印象はありませんでした。

駐車場には誘導員も配置されていましたし、オープン時の受け入れ体制はきちんと準備されているように感じました。

注意!コスモスは基本的に現金払い

そして、初めてコスモスへ行く人が特に知っておいた方がよいのが支払い方法です。

コスモスは、一般的なドラッグストアと比べてキャッシュレス決済への対応がかなり限定的です。

2026年現在、コスモス薬品は原則として現金払いとなっており、一般店舗では、

・クレジットカード
・PayPayなどのQRコード決済
・Suicaなどの交通系電子マネー
・WAON
・nanaco
・楽天Edy
・iD
・QUICPay
・楽天ペイ
・d払い
・au PAY

などは基本的に利用できません。

一部店舗には例外もあるようですが、茂原早野店については、現金を用意して行くのが確実です。

普段スマートフォンだけ持って買い物をしている人は、ここは特に注意してください。

「会計しようとしたら現金がなかった」

となる可能性があります。

使える商品券はある

「現金しか使えない」と聞くと完全に現金だけのように思えますが、コスモス薬品公式FAQによると、一部の商品券は利用できます。

利用できると案内されているのは、

・ビール券
・おこめ券
・ハーゲンダッツアイスクリームギフト券
・コスモス商品券

です。

ただし、商品券利用時にお釣りは出ないため、券面金額以上の買い物に利用する必要があります。

一方、

・QUOカード
・クレジットカード会社の商品券
・百貨店の商品券
・旅行券

などは利用できません。

商品券を使いたい人は、この違いを覚えておくとよさそうです。

ポイントカードもない

コスモスには一般的なポイントカードもありません。

公式FAQによると、以前はポイントカードサービスがあったものの、2003年5月に廃止されています。

その分、ポイント還元ではなく商品価格へ直接反映するという考え方です。

最近は、

「アプリを見せる」
「ポイントカードを出す」
「クーポンを選ぶ」
「キャッシュレス決済アプリを出す」

と、レジでいろいろ操作する店も増えました。

その点では、

現金を出して買う。

という非常にシンプルな店です。

これは好みが分かれるところですが、「ポイントを考えず安ければいい」という人には分かりやすい仕組みだと思います。

実際に行ってみた感想

実際に茂原早野店へ行ってみた感想をまとめると、

駐車場はものすごく広いわけではありません。

店内も超大型店ではありません。

惣菜、精肉、弁当などを揃えるスーパーとも少し違います。

しかし、

薬や日用品があり、

食品やパンもあり、

お酒もあり、

安い商品もかなりある。

という、普段使いしやすいドラッグストアでした。

個人的には店が必要以上に巨大ではないため、日常的な買い物ならむしろ回りやすいと感じました。

店員さんの印象もよかったです。

ただし、キャッシュレス決済を普段使っている人は、現金を忘れないようにした方がよさそうです。

ドラッグストアコスモス茂原早野店の基本情報

店舗名:
ドラッグストアコスモス 茂原早野店

住所:
〒297-0037
千葉県茂原市早野1219-1

営業時間:
10:00~21:00

電話番号:
0475-36-3801

取扱商品:
医薬品、化粧品、雑貨、食品、酒、たばこ

オープン:
2026年8月29日

支払い:
原則現金払い

利用可能な商品券:
ビール券、おこめ券、ハーゲンダッツアイスクリームギフト券、コスモス商品券

※営業時間、取扱商品、支払い方法などは変更される場合があります。最新情報はコスモス薬品公式サイトまたは店舗へご確認ください。


茂原市の54歳女性を母親殺害容疑で逮捕 母の口座などから約3300万円を「投げ銭」か

 

千葉県茂原市に住む54歳の女性が、いすみ市で一人暮らしをしていた89歳の母親を殺害した疑いで逮捕されました。

その後の捜査で、女性が母親の口座から引き出した金など、約3300万円を動画配信者への「投げ銭」に使っていたとみられることも明らかになっています。

かなり複雑な事件なので、現在までに分かっている内容を時系列で整理します。

事件が起きたのは2024年8月

千葉県警によると、事件が起きたのは2024年8月5日です。

場所はいすみ市小沢にある、当時89歳だった女性の住宅でした。

警察は、同日の午後2時ごろから午後4時40分ごろまでの間に、女性の首を何らかの方法で絞めて殺害した疑いがあるとして捜査していました。

そして事件から約2年後となる2026年8月10日、母親の長女で、茂原市茂原に住むパート従業員の石上秀子容疑者(54)が殺人容疑で逮捕されました。

千葉県警も8月10日の公式発表で、89歳の女性の頸部を何らかの方法で絞め、殺害した疑いで54歳の女を逮捕したと発表しています。

なお、石上容疑者は殺人容疑を否認しています。

このため、現段階では「母親を殺害したと認定された」ということではなく、「殺人容疑で逮捕され、捜査が続いている」という段階です。

母親の口座を管理していた長女

その後、事件の背景として大きく報じられたのが金銭問題です。

捜査関係者への取材によると、石上容疑者は母親の銀行口座を管理していました。

そして、その口座から勝手に引き出した金などを使い、動画配信サイト上の配信者へ多額の「投げ銭」をしていたとみられています。

当初の報道では1000万円以上とされていましたが、その後の捜査で金額はさらに大きくなり、約3300万円に上ると報じられました。

投げ銭をしていた期間は、2023年12月ごろから2025年4月ごろまで。

一人だけではなく、複数の動画配信者へ送金していたとみられています。

約3300万円すべてが「母親から盗んだ金」という意味ではない

ここは少し注意が必要です。

報道では、約3300万円について、

・母親の口座から引き出した金
・母親の死後に相続した金

などを使っていたとされています。

そのため、「3300万円すべてを母親の口座から盗んだ」と単純化するのは正確ではありません。

一方で、母親が生きていた当時から、母親の口座資金が投げ銭に使われていたと捜査関係者はみており、母親自身はそのことを知らなかったとみられています。

事件直前には、石上容疑者が管理していた母親の口座の残高がほとんどなくなっていたとも報じられています。

警察は、こうした金銭問題が殺人事件の背景にあった可能性も視野に入れて捜査しているとされています。

ただし、投げ銭や金銭問題が殺害の動機だったと確定したわけではありません。

「投げ銭」とは?

投げ銭とは、YouTubeなどの動画配信やライブ配信サービスで、視聴者が配信者を応援するためにお金を送る仕組みです。

少額で楽しんでいる限りは、配信者を応援するサービスの一つです。

しかし、スマートフォン上では現金を直接渡している感覚が薄くなりやすく、何度も繰り返すことで支払額が大きくなることがあります。

今回の事件では、報道されている金額が約3300万円という非常に大きな額になっています。

事件当日の午前にはスーパーで万引きか

さらに、この事件には別の出来事もあります。

千葉県警は2026年8月18日、石上容疑者を窃盗容疑で送致したと発表しました。

その内容は、母親が死亡したのと同じ2024年8月5日の午前10時2分ごろ、茂原市内のスーパーマーケットで梨などを盗んだ疑いです。

報道によると、盗んだのは7000円余りの食料品だったとされています。

石上容疑者は、この万引きについては容疑を認め、

「お金を使うのがもったいなかった」

という趣旨の説明をしていると報じられています。

つまり時系列で見ると、

2024年8月5日午前
茂原市内のスーパーで食料品を万引きした疑い

同日午後2時ごろ~午後4時40分ごろ
いすみ市の母親宅で母親が殺害される

2026年8月10日
殺人容疑で石上容疑者を逮捕

2026年8月18日
スーパーでの万引き容疑でも送致

という流れになります。

投げ銭は2025年4月ごろまで続いていたとみられる

さらに驚くのは、投げ銭の期間です。

捜査関係者によると、動画配信者への投げ銭は2023年12月ごろから2025年4月ごろまで続いていたとみられています。

母親が亡くなったのは2024年8月です。

そのため報道内容どおりなら、母親の死亡後も相続した金などを使い、翌2025年春ごろまで投げ銭を続けていたことになります。

茂原市も以前から「投げ銭の高額課金」に注意喚起

実は茂原市も、以前からライブ配信サービスの投げ銭について注意喚起しています。

茂原市消費生活センターの注意情報では、

「ライブ配信サービスで投げ銭!高額課金に気を付けて」

として、オンライン上の課金が高額になるトラブルを紹介しています。

市の注意喚起は主に、子どもが保護者に無断で課金するケースを念頭に置いたものですが、投げ銭は年齢に関係なく、支払額の感覚を失いやすい仕組みでもあります。

今回の事件は極端な事例ですが、

「自分はいったいいくら使っているのか」

を把握できなくなっている場合には、一度支払い履歴を確認した方がよいでしょう。

投げ銭そのものと犯罪は分けて考える必要がある

この事件では「3300万円の投げ銭」という数字が非常に目立ちます。

ただし、投げ銭そのものが犯罪というわけではありません。

自分のお金を、自分の判断で配信者へ送ること自体は一般的なサービス利用です。

問題なのは、

・生活できないほど課金する
・家族のお金へ手をつける
・借金をしてまで続ける
・使った金額を把握できなくなる

といった状態になったときです。

今回の殺人事件についても、警察は金銭トラブルが背景にあった可能性を調べていますが、殺害の動機が「投げ銭だった」と確定しているわけではありません。

家族のお金を管理する場合は、記録を残しておきたい

高齢になった親の銀行口座を、子どもが代わりに管理する家庭は珍しくありません。

通院費、施設費、生活費などを子どもが管理することもあります。

だからこそ、

「いつ、何のために、いくら使ったのか」

を記録しておくことは大切です。

通帳だけでなく、

・領収書
・振込記録
・ネットバンキングの履歴
・家族間でのお金のやりとり

などを残しておけば、本人にとっても家族にとっても資産管理が分かりやすくなります。

茂原といすみにまたがる重大事件

今回の事件現場は、いすみ市です。

しかし逮捕された石上容疑者は茂原市茂原に住んでおり、事件当日の午前には茂原市内のスーパーで万引きをした疑いでも送致されています。

外房地域に住んでいる者としては、かなり身近な地域で起きた事件です。

現時点で確認されているのは、

・89歳の母親が2024年8月5日にいすみ市の自宅で死亡
・2026年8月10日に茂原市在住の54歳の長女が殺人容疑で逮捕
・長女は殺人容疑を否認
・母親の口座から引き出した金などを含め約3300万円を複数の動画配信者へ投げ銭したとみられている
・母親の口座は事件直前には残高がほとんどなかったと報じられている
・事件当日の午前には茂原市内のスーパーで食料品を万引きした疑いでも送致された

というところです。

まだ捜査中の事件ですので、今後、起訴の有無や動機、金銭の流れなどについて新たな事実が明らかになる可能性があります。

続報が出た場合には、この記事でも整理していきたいと思います。

【参考】
千葉県警察「最新事件・事故ファイル(2026年8月10日)」
千葉県警察「最新事件・事故ファイル(2026年8月18日)」
共同通信などの報道
茂原市「投げ銭で高額課金」

茂原市で生後3か月の娘に暴行か 25歳の両親を逮捕 「虐待かも」と思ったら189へ


2026年8月29日、千葉県茂原市で、生後3か月の女の子に暴行を加えてけがをさせたとして、25歳の男女が逮捕されました。

千葉県警によると、事件があったのは茂原市七渡の住宅です。

逮捕された男女は、2026年8月中旬ごろから8月27日午後10時1分ごろまでの間、生後3か月の女児に対して、複数回にわたり顔面を殴るなどの暴行を加え、けがを負わせた疑いが持たれています。

千葉県警は8月29日、傷害事件として男女を逮捕したと発表しています。

報道によると、逮捕されたのは茂原市に住む塙洋人容疑者(25)と妻の塙真衣容疑者(25)です。

2人は、生後3か月の実の娘の顔を殴ったり、体を揺さぶったりした疑いが持たれています。

女の子には硬膜下血腫や眼底出血などの重傷が確認されたと報じられています。

8月27日に母親から「娘の意識がない」などと119番通報があり、女の子は病院へ搬送されました。

報道時点では意識不明の重体とされています。

なお、インターネット上では情報が断片的に広がることもありますが、少なくとも千葉県警の8月29日の公式発表では「けがを負わせた傷害事件」とされており、死亡したとの発表ではありません。

■ 生後3か月では自分から助けを求めることができない

今回被害に遭ったとされる女の子は、生後わずか3か月です。

当然ながら、自分で家から逃げることも、電話をかけることも、「助けて」と周囲に事情を説明することもできません。

乳幼児への虐待では、家の外にいる人が異変に気づくことが非常に重要になります。

「隣の家から、いつも子どもの激しい泣き声が聞こえる」

「大人が子どもを怒鳴り続けている」

「子どもの体に不自然な傷がある」

「親の説明とけがの状態がどうも合わない」

など、何かおかしいと感じることがあるかもしれません。

そんなときに覚えておいてほしい番号があります。

■ 虐待かもしれないと思ったら「189」

児童相談所虐待対応ダイヤル

189(いちはやく)

です。

189へ電話すると、地域を管轄する児童相談所につながります。

こども家庭庁によると、

・虐待かもしれないと思ったときに相談・通告できる
・全国共通の電話番号
・匿名でも相談できる
・相談した人や相談内容の秘密は守られる
・通話料は無料

となっています。

「確実に虐待だと証明できなければ電話してはいけない」というものではありません。

「もしかしたら虐待かもしれない」

という段階でも相談できます。

■ 「間違っていたらどうしよう」と思わなくていい

近所の家から子どもの泣き声が聞こえたとしても、

「ただ子どもが泣いているだけかもしれない」

「家庭のことに口を出すのはよくないのでは」

と思ってしまうことがあります。

もちろん、子どもが泣いているからといって、それだけで虐待とは限りません。

しかし判断するのは、電話をかけた人ではありません。

気になる状況が続いているなら、専門機関に相談して判断してもらうことができます。

こども家庭庁も、児童虐待防止の案内の中で、

・いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
・不自然な傷や打撲のあとがある
・衣類や体がいつも汚れている
・子どものけがについて保護者が不自然な説明をする
・小さい子どもを家に置いたまま外出している

などを、周囲が気づくことのできるサインとして挙げています。

■ 親自身が「もう無理」と感じたときにも相談できる

189は、近所の人が虐待を通告するためだけの番号ではありません。

子育てをしている本人が、

「子育てがつらい」

「子どもに当たってしまいそう」

「自分だけではもうどうにもならない」

と感じているときにも、児童相談所へ相談することができます。

子どもへの暴力が実際に起きてしまってからでは、取り返しがつかないことがあります。

限界になる前に周囲や専門機関へ助けを求めることも大切です。

■ 緊急性が高ければ110番でもいい

目の前で子どもが暴行を受けている。

助けを求める声が聞こえる。

命に関わる危険があるように見える。

そのような緊急性の高い状況であれば、児童相談所への相談を待たず、110番通報を考える必要があります。

一方、

「最近ずっと怒鳴り声がする」

「子どもの様子が気になる」

といった、すぐに警察が駆けつけなければならない状況か判断できない場合には、189という相談先を覚えておくと役立ちます。

■ 地域で暮らしているから気づけることもある

今回の事件が起きたのは、私たちの暮らす外房地域、茂原市です。

大きな事件が報道されると、

「そんなことが近所で起きていたのか」

と驚きます。

しかし地域で暮らしている人だからこそ、普段とのちょっとした違いに気づけることもあります。

子ども自身が助けを求められない年齢であれば、周囲の大人が異変に気づくことが特に重要です。

覚えておきたい番号は、

児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」

です。

「虐待かもしれない」と感じたときに相談できます。

確信がなくても構いません。

また、子育てをしている本人が限界を感じているときにも、一人で抱え込まず相談できます。

今回のような事件をニュースとして知るだけで終わらせず、

「何かおかしいと思ったら189」

という番号だけでも、地域で共有しておきたいと思います。

【参考】
千葉県警察「最新事件・事故ファイル(2026年8月29日)」
こども家庭庁「児童相談所虐待対応ダイヤル『189』について」

茂原市議会9月定例会が開会 8月13日の豪雨・水害対策などを議員が質問

 茂原市議会の令和8年(2026年)9月定例会が、9月2日に始まりました。

会期は9月17日まで。

今回の一般質問には11人の議員が登壇する予定で、9月9日、10日、11日の3日間に行われます。

市議会というと少し難しそうに感じますが、今回の内容を見ると、私たちの暮らしに直接関係する話がかなりあります。

特に注目したいのが、2026年8月13日に茂原市を襲った豪雨と、その後の水害対策です。

今回の議会は「8月13日の豪雨」が大きなテーマ

一般質問の一覧を見ると、複数の議員が8月13日の豪雨について取り上げています。

河野英美議員は、

「令和8年8月13日の豪雨について」

として、

・被害状況
・今後の課題
・今後の施策

を質問する予定です。

三橋弘明議員も「千葉豪雨災害」について取り上げ、

・一宮川水系における市内の水害状況
・本納地区の被害状況
・赤目川、乗川の課題と改善策

などを質問します。

横堀喜一郎議員も、

・豪雨による被害状況
・茂原市の対応
・今後の対策

について質問する予定です。

平ゆき子議員も、防災対策の現状と課題に加えて、今回の千葉豪雨への市の対応を取り上げます。

つまり、今回の議会では一人の議員だけではなく、複数の角度から8月の豪雨が検証されることになります。

「なぜ浸水したのか」まで踏み込む質問も

個人的に特に注目したいのが、御園敏之議員の質問です。

テーマは、

「令和8年8月13日の千葉豪雨を踏まえた内水対策について」

です。

質問内容には、

・市内の浸水被害がどの程度だったのか
・浸水した原因を市はどう分析しているのか
・今後、どのような内水対策を行うのか

という項目が並んでいます。

「水が出ました」で終わるのではなく、なぜ水があふれたのか、それを次にどう防ぐのかという部分まで質問する予定なのは、住民にとって重要です。

茂原では過去にも何度も浸水被害が起きています。

これから豪雨がさらに激しくなる可能性を考えると、排水能力や河川整備などをどうしていくのかは、家を持っている人にとっても他人事ではありません。

阿久川周辺の浸水や土砂崩れも議題に

9月11日に質問する髙鳥竜平議員は、さらに具体的です。

「8月13日豪雨における水害・土砂災害の被害検証と今後の抜本的対策」として、

・阿久川流域と周辺住宅地の浸水被害
・土砂崩れ被害
・激甚化する気象災害に対応する防災・減災計画

について質問します。

同じ茂原市内でも、水が出やすい場所や被害の種類は地域によって違います。

一宮川だけではなく、赤目川、乗川、阿久川、さらには市街地の排水まで含めて議論されることになりそうです。

「停電後の火災」への対策も

水害以外では、石毛隆夫議員が防災・減災対策として、

・通電火災の防止
・避難環境の整備
・建物やブロック塀への対策

を質問します。

「通電火災」というのは、地震や水害などで停電した後、電気が復旧したときに、壊れたり濡れたりした電気設備などから火災が起きるものです。

先日の記事でも、床下浸水した住宅を狙い「電気設備に異常がある」などと不安をあおる訪問業者の事件を紹介しました。

災害後の電気設備は本当に注意が必要ですが、それだけに、怪しい飛び込み業者ではなく、信頼できる電気工事業者などに確認してもらうことが大切です。

今回、市として通電火災をどう防ごうとしているのかも注目したいところです。

上下水道の地震対策も質問される

糸久佳伸議員は、上下水道の耐震化について、

・水道
・下水道
・農業集落排水

のそれぞれについて質問します。

水道や下水道は普段使えて当たり前だと思っていますが、大きな地震が起きれば生活への影響は非常に大きくなります。

道路や建物だけでなく、こうした地下のインフラをどこまで地震に強くできているのかも、住民として知っておきたいところです。

公立長生病院や地域医療も

高澤知佳代議員は、

公立長生病院の今後と地域医療体制

について質問します。

そのほか、

・安心して出産できる環境
・子育て支援
・医療人材の確保

なども質問項目に入っています。

外房地域では、大きな病院や産科などの医療体制がどう維持されるのかは重要な問題です。

茂原市だけを見るのではなく、長生郡を含めた地域全体の医療という意味でも注目しておきたいテーマです。

「外房ナンバー」というちょっと気になる話も

少し毛色の違うところでは、御園敏之議員が、

「外房地域の拠点都市を目指した広域連携」

について質問します。

その中には、

・茂原市が外房地域の拠点都市として果たす役割
・地域の一体感や知名度を高めるための「外房ナンバー」

という項目があります。

なんと、**「外房ナンバー」**です。

実現するかどうかは別として、外房ブログとしては非常に気になる話です。

現在この地域の自動車は主に「袖ケ浦」ナンバーですが、「外房」という名前を使ったナンバープレートを検討するという話が、市議会の一般質問に出てくることになります。

これは議会でどんな答弁が出るのか、後日改めて追いかけてみたいと思います。

茂原七夕まつりの今後も議題に

茂原を代表するイベント、茂原七夕まつりについても質問があります。

佐久間秀之議員と横堀喜一郎議員が、それぞれ今年の七夕まつりと今後・来年度について質問する予定です。

毎年多くの人が訪れるイベントだけに、今後どのように続けていくのかも地元として気になるところです。

いつ一般質問が行われる?

今回の一般質問は次の日程です。

9月9日
佐久間秀之議員、石毛隆夫議員、河野英美議員、高澤知佳代議員、三橋弘明議員

9月10日
横堀喜一郎議員、平ゆき子議員、折原孝浩議員、御園敏之議員、糸久佳伸議員

9月11日
髙鳥竜平議員

となっています。

9月定例会そのものは9月17日まで続きます。

今回は豪雨後だけに、市の答弁にも注目

8月13日の豪雨からまだそれほど時間がたっていない中で開かれた今回の9月議会。

一般質問一覧を見るだけでも、

「今回どこで被害が出たのか」
「なぜ浸水したのか」
「河川や排水路をどう改善するのか」
「次の豪雨にどう備えるのか」

といった、かなり具体的な質問が並んでいます。

質問するだけでは物事は変わりませんので、本当に重要なのは、それに対して茂原市が何と答えるのかです。

特に今回の外房ブログでは、

・8月13日の豪雨
・一宮川、赤目川、乗川、阿久川
・内水氾濫対策
・公立長生病院
・上下水道の耐震化
・外房ナンバー

あたりは今後も追いかけていきたいと思います。

市議会は少し堅そうに見えますが、実際に扱われているのは、洪水、病院、水道、道路、祭りなど、私たちが外房で暮らしていくうえで身近な話ばかりです。

今回の議会で具体的な答弁が出たら、また分かりやすく紹介したいと思います。

参考:茂原市公式サイト「令和8年9月定例会の日程・一般質問通告者一覧」

【茂原市で男3人逮捕】豪雨被害の家を狙う訪問業者に注意 業者が来るまで自分でできる応急処置も紹介

 【茂原市で男3人逮捕】豪雨被害の家を狙う訪問業者に注意 業者が来るまで自分でできる応急処置も紹介

2026年8月の千葉豪雨で大きな被害を受けた茂原市で、被災した住宅を狙った詐欺未遂事件が発生しました。

千葉県警によると、8月30日から31日にかけて、67歳の男性宅を訪れた男らが、

「茂原市役所から依頼されて、床下浸水の被害に遭った家を回っています。その確認に来ました」

「床板がぶよぶよになっているので、床の工事をしたほうがいい」

などとうそを言い、現金をだまし取ろうとしたとして、23歳の男ら3人が9月1日までに逮捕されました。

災害の後には、こうした飛び込み営業に特に注意が必要です。

台風、豪雨、竜巻、地震などで家が傷んだ後には、

「屋根が壊れています」
「床下を点検します」
「漏電しています」
「今すぐ修理しないと危険です」

などと言って、突然業者が訪ねてくることがあります。

もちろん訪問してくる業者がすべて悪質だということではありません。

しかし被災直後は、できるだけ「突然来た知らない業者とは、その場で契約しない」と考えておいた方が安全です。

実際、千葉市も大雨や地震の後の悪質商法について注意を呼びかけており、突然訪問してきた業者から勧誘されても即決せず、複数業者から見積もりを取るよう案内しています。

■ なぜ被災直後は飛び込み営業を頼みたくなってしまうのか

これは被災した人の判断力が足りないという話ではありません。

むしろ、実際に家が被害を受けていれば切迫しています。

屋根から雨が漏れている。

床下に水が入った。

畳や家具が濡れている。

電気設備も心配。

しかも大きな災害が発生すると、地元の工務店、電気店、水道業者、屋根業者などにも依頼が殺到します。

昔から付き合いのある業者へ電話しても、

「順番に回っているので数日待ってください」

と言われることもあるでしょう。

そんなところへ、

「今日できますよ」

という業者が突然現れれば、頼みたくなってしまうのも無理はありません。

ですが、そこを悪質業者も狙ってきます。

急いでいるときほど、その場で高額な工事契約まで進めないことが大切です。

■ まずは普段付き合いのある地元業者へ

家の修理が必要なら、最初に相談したいのは、やはり普段から付き合いのある業者です。

地元の工務店、電気屋さん、水道屋さん、瓦屋さんなど、これまで家を見てもらったことのあるところがあれば、まずそこへ相談します。

すぐに来られない場合でも、

「とりあえず何をしておけばいいですか?」

と聞けば、応急処置を教えてもらえることがあります。

また、その業者自身が手いっぱいでも、知り合いの業者を紹介してくれる場合があります。

知らない飛び込み業者へいきなり数十万円、数百万円の工事を頼むより、こちらから信頼できる業者を探した方が安心です。

■ 業者が来るまで、雨漏りはどうする?

雨漏りしているからといって、台風や雨の中で自分で屋根へ上るのは危険です。

特に濡れた瓦や屋根材は滑ります。

まずは室内側で被害が広がらないようにします。

雨が落ちてくる場所にバケツや大きめの容器を置き、その周囲には古いタオルや新聞紙などを敷きます。

水滴がバケツに落ちて周囲へ跳ねる場合は、バケツの中に雑巾などを入れておくと水跳ねを抑えられます。

濡らしたくない家具、家電、布団などは雨漏り箇所から離します。

天井から水が回っているような場合は、その場所の下にある電気製品を移動し、コンセントや照明器具など電気設備まで濡れている場合には無理に触らず、電気店や電気工事業者に相談してください。

屋根へブルーシートを掛ける作業もよく行われますが、高所作業になります。

雨風が残っている段階で無理に屋根へ上るより、まず室内への被害拡大を防ぎ、天候が回復してから適切な人に依頼する方が安全です。

■ 床下浸水は「水を出す→泥を取る→乾かす」が基本

床下に水が入った場合も、何でもすぐに薬剤で消毒すればよいわけではありません。

厚生労働省は、浸水した家屋について、まず土砂を取り除き、十分に清掃して乾燥させることが重要だとしています。

水が引いた後は、可能な範囲で泥や汚れを取り除きます。

窓や扉を開けられる状態なら換気し、床下や室内をできるだけ乾燥させます。

扇風機や送風機なども、電気設備が安全であることを確認できている環境なら乾燥の助けになります。

清掃するときは泥の中に何が混じっているか分からないため、手袋を使用し、ほこりを吸わないようマスクを着用します。

厚生労働省も、浸水した家屋では「清掃」と「乾燥」が重要であり、清掃時には手袋やマスクを使用するよう案内しています。

完全な修繕は後で専門業者に任せるとしても、

「濡れたまま放置しない」
「泥を取り除く」
「風を通して乾かす」

というところまでは、状況によっては自分たちでも進められます。

■ 水に浸かった家電は、乾いたように見えてもすぐ使わない

ここは特に注意が必要です。

浸水した冷蔵庫、洗濯機、延長コード、電気器具などを、

「もう乾いたから大丈夫だろう」

と、そのままコンセントにつなぐのは避けます。

内部に水分や泥などが残っていると、漏電や火災につながるおそれがあります。

電気事業連合会も、水に浸かった電気製品は使用せず、電気店などで点検を受け、安全を確認してから使用するよう呼びかけています。

経済産業省も、浸水した電気製品内部に水分、泥、塩分などが残ることで、復電後に発火する危険性を注意喚起しています。

今回の茂原の事件でも「床下浸水」とともに電気設備への不安を利用する手口が報じられています。

電気は素人判断で修理せず、本当に異常が疑われるなら、普段付き合いのある電気店や電気工事業者へ見てもらうのがよいでしょう。

■ 人手が足りなければ「修理」以外の部分を人に頼む方法もある

災害後には、

「専門業者が来るまで何もできない」

と思ってしまいがちですが、すべてを専門工事業者へ頼む必要はありません。

例えば、

・濡れた家財の運び出し
・家の中の片付け
・泥やごみの除去
・家具の移動
・庭や敷地の片付け

など、専門工事ではない部分だけ人の手を借りる方法があります。

茂原市では今回の2026年8月豪雨について、茂原市社会福祉協議会が被災住宅へボランティアを派遣し、家の中の片付けや清掃、家具の運び出し、敷地内の片付けなどを無償で手伝う制度を案内しています。

自力での片付けが難しい人は、こうした制度が現在利用できるか、市役所や社会福祉協議会へ確認してみる価値があります。

また、災害時に限らず、軽作業についてはシルバー人材センターへ相談する方法もあります。

茂原市シルバー人材センターでは一般家庭から仕事の依頼を受け付けており、内容を伝えたうえで対応可能な仕事か確認できます。通常は依頼から就業者決定まで1週間程度かかるとの案内もあるため、緊急工事向けというより、片付けなど急を要しない作業を頼む候補として考えるとよさそうです。

地域の便利屋・何でも屋などへ、家具移動や片付けといった作業だけ依頼する方法もあります。

ただし、

電気工事
ガス設備
屋根の本格修理
建物構造に関わる修繕

などは、必要な知識や資格を持つ適切な業者へ任せた方が安心です。

つまり、

「今すぐ専門業者が来ない」
  ↓
「だから突然訪ねてきた業者に全部頼む」

ではありません。

「自分でできる応急処置をする」
「家族や知人にも手伝ってもらう」
「行政や社会福祉協議会の支援を調べる」
「片付けならシルバー人材センターなどにも相談する」
「本格的な修理は信頼できる専門業者の順番を待つ」

という方法があります。

■ 「市役所から来ました」と言われたら、その人ではなく市役所へ確認

今回の事件から覚えておきたいことがもう一つあります。

相手が、

「市役所から依頼されました」

と言ったからといって、それだけで信用してはいけません。

本当に市役所から来たのなら、市役所へ確認すれば分かります。

その場で相手が示した電話番号へ電話するのではなく、自分で茂原市役所の公式サイトなどから代表番号を調べて確認します。

今回の事件でも「茂原市役所から依頼されて床下浸水した家を回っている」という説明そのものが、警察が発表した虚偽の内容でした。

■ 災害直後こそ「今日契約してください」に乗らない

家が壊れている。

雨が入ってくる。

床下が水浸しになった。

こういう状況なら、一日でも早く直したいのは当然です。

ですが、その焦りにつけ込む人間もいます。

「今日ならできます」

「今すぐ直さないと危険です」

「市役所から頼まれて来ました」

「今なら安くできます」

そんな言葉を聞いたときこそ、一度止まってください。

応急処置で数日しのげるのであれば、まず被害が広がらない状態を作る。

そして普段付き合いのある地元業者や、自分から探した信頼できる専門業者へ相談する。

順番が回ってくるまで時間がかかるとしても、突然家へやって来た知らない業者とその場で数十万円、数百万円の契約をしてしまうより、ずっと安全です。

外房では台風や豪雨の被害は他人事ではありません。

被災直後は家を直すことだけで頭がいっぱいになります。

だからこそ平時のうちから、

「災害の後に突然来た業者とは、その場で契約しない」

これだけでも家族で共有しておきたいところです。

2026年8月23日日曜日

地震は突然来る 茂原で暮らすなら備えておきたい防災グッズと水の確保

 


8月23日午前2時ごろ、茂原でも大きな地震の揺れを感じました。

スマートフォンの緊急地震速報が突然鳴り響き、その直後にかなり大きな横揺れ。

真夜中だったこともあり、

「このままもっと大きな地震が来たらどうする?」

「停電したら?」

「断水したら?」

「避難することになったら?」

と、いろいろ考えました。

幸い今回はその後に大きな揺れはありませんでしたが、地震というものは本当に突然やってきます。

そこで今回は、茂原で暮らしている人が最低限そろえておきたい防災用品について、改めてまとめてみます。

まず最優先は水

地震そのものを乗り切っても、その後に困るのが水です。

大きな災害では水道管の破損や停電などによって断水する可能性があります。

内閣府では、家庭で最低3日分、できれば1週間分程度の水と食料を備蓄するよう呼びかけています。

飲料水の目安は、

1人1日3リットル

です。

1人暮らしでも3日分なら9リットル。

できればペットボトルの水などを普段から少し多めに置いておき、使ったら新しいものを補充するローリングストック方式にしておくと無理がありません。

茂原市では災害時の水源として井戸の活用も検討されている

茂原周辺では昔から井戸を使ってきた地域も多くあります。

茂原市でも災害時の水源として井戸を活用することについて検討が行われています。

2024年12月の「市長と話し合う会」でも、井戸を災害用として活用することや、停電して電動ポンプが使えなくなった場合でも手動で水をくみ上げられるようにする必要性について話題になっています。

市側も、災害用井戸については今後進めていきたい課題の一つとして認識しているようです。

現時点では「市内のどこの井戸でも災害時に利用できる」というわけではありません。

だからこそ、

自宅の近くにどんな避難所や防災施設があるのか

を平常時に確認しておくことが重要です。

茂原市では指定緊急避難場所・指定避難所を公開しており、自宅や勤務先から近い場所をあらかじめ確認するよう呼びかけています。

さらに市内36か所に防災備蓄倉庫が設けられ、飲料水、アルファ米、クラッカー、発電機、懐中電灯などが備蓄されています。

地震が起きてからスマホで探すのではなく、今のうちに一度、市の防災ページを見て最寄りの場所を把握しておくと安心です。

非常食は難しく考えなくていい

食料も最低3日分、できれば1週間分あると安心です。

本格的な防災食を大量に買う必要はありません。

普段食べるものの中から、保存が利いて火を使わなくても食べられる物を少し多めに置いておけばかなり違います。

例えば、

カロリーメイトなどの栄養補助食品

は防災用にも使いやすいと思います。

安く、軽く、場所を取らず、調理せず食べられるのが大きなメリットです。

普段から食べて、減ったら買い足す形にしておけば賞味期限切れも防ぎやすくなります。

もう少し本格的な非常食としては、

アルファ米

も便利です。

お湯だけでなく水でも戻せる商品があり、長期保存できるため災害備蓄に向いています。

茂原市の防災備蓄倉庫にもアルファ米が備蓄されています。

懐中電灯は1本ではなく複数

停電になったとき、懐中電灯が1本しかないとかなり不便です。

家族それぞれが使う可能性もありますし、懐中電灯を置いてある場所まで暗闇の中を歩かなければならないこともあります。

そのため、

  • 寝室

  • 居間

  • 玄関

  • 非常持ち出し袋

など、何か所かに分けて置いておくのがおすすめです。

予備の乾電池も忘れずに。

内閣府も非常用持ち出し品として懐中電灯と予備電池を挙げています。

携帯ラジオは絶対に用意しておきたい

スマートフォンがあれば情報は取れると思いがちですが、大規模災害では通信障害が発生する可能性があります。

さらに停電が長引けばスマートフォンのバッテリーも限られます。

そこで役に立つのが、

乾電池式の携帯ラジオ

です。

停電しても放送局から災害情報を受け取ることができます。

ラジオ本体と予備電池はセットで置いておきたいところです。

内閣府も、防災用品として携帯ラジオと乾電池を繰り返し挙げています。

モバイルバッテリー

現在の防災ではスマートフォンが非常に重要です。

家族との連絡、ニュース、防災情報、地図、自治体からの情報確認など、ほとんどスマートフォンで行えます。

そのため、

モバイルバッテリー

も準備しておきたい防災用品です。

普段使わない家庭でも、防災用として充電したものを一つ置いておけば停電時の安心感が大きく違います。

定期的に充電状態だけ確認しておきましょう。

携帯トイレも忘れやすい重要品

水と食料ばかり考えてしまいますが、断水するとトイレも大きな問題になります。

水が出なければ、普段通りトイレを流すことができません。

そこで役に立つのが、

携帯トイレ・簡易トイレ

です。

内閣府も最低3日、できれば1週間程度の備蓄を推奨する用品として携帯トイレを挙げています。

人数分を考えると意外と大量に必要になります。

普段使うものではないので後回しになりがちですが、一箱くらいは置いておきたい防災用品です。

救急用品は少し充実させておきたい

地震では家具やガラスなどでけがをする可能性があります。

ばんそうこうだけでなく、少し本格的な救急用品もあると安心です。

例えば、

などです。

三角巾は特に便利です。

腕を吊ったり、傷口を覆ったり、固定したり、大きな布として切って使ったりと、用途が広くあります。

専用品でなくても大きめの清潔な布があれば応用できますが、最初から三角巾を一枚用意しておけば使いやすいでしょう。

消毒用品として消毒用エタノールなども備えておくと便利です。

白色ワセリンも皮膚の保護など幅広く使えます。

また、頭痛や痛み、発熱などに備えて、普段自分が使用している市販の鎮痛薬も常備薬として入れておくと安心です。

バファリンなどを普段使っている人なら、防災袋に予備を入れておく方法もあります。

薬は自分が普段使用しているものを中心に、使用期限も定期的に確認しておきましょう。

内閣府の防災用品例でも、救急箱、消毒液、ガーゼ、包帯、常備薬などが挙げられています。

木造住宅なら枕元に靴

今回のように午前2時に地震が来ると、当然ほとんどの人は寝ています。

大きな地震で家具が倒れたり窓ガラスが割れたりすると、床に破片が散乱する可能性があります。

そこで、

枕元に靴や底の厚い履物を置いておく

という方法があります。

特に木造住宅では、地震後に室内を移動したり屋外へ避難したりするときのことを考えておくと安心です。

暗闇の中を裸足で歩く状況だけは避けたいところです。

防災用品は一か所に全部まとめない

もう一つ大切なのが、全部を一か所に集めすぎないことです。

玄関に防災用品を全部置いていて、その玄関まで行けなくなったら使えません。

懐中電灯などは特に、

寝室・居間・玄関など複数の場所へ分散

させておく方が安心です。

非常持ち出し袋も、実際に一度背負ってみて、持って逃げられる重さなのか確認しておいた方がいいでしょう。

内閣府も非常用持ち出し袋について、玄関近くや寝室、車、物置などへの配置を例として挙げています。

地震が起きてから準備するのでは遅い

今回の地震でも、緊急地震速報が鳴ってから実際に揺れ始めるまで、それほど時間はありませんでした。

災害用品を探したり、水を買いに行ったりする余裕はありません。

だからこそ、何も起きていない日に少しずつ準備しておくことが大切です。

最低限、

食料

懐中電灯

ラジオ

予備電池

モバイルバッテリー

携帯トイレ

救急用品

このあたりから用意しておくだけでも大きく違います。

そして茂原市に住んでいる人は、自宅から最寄りの指定避難所や防災備蓄倉庫も、一度確認しておくことをおすすめします。

市では災害用井戸についても今後の課題として検討されています。

昨夜のような地震が、次はいつ来るかわかりません。

怖がりすぎる必要はありませんが、

「来たらどうするか」だけは今のうちに決めておく。

それだけでも、実際に大きな地震が来たときの安心感はかなり違うと思います。

8月23日未明、茂原市で震度4 突然の緊急地震速報と大きな横揺れに驚いた

 


2026年8月23日の午前2時ごろ、茂原市でもかなり大きな地震の揺れを感じました。

最初に気づいたのは地震そのものではなく、スマートフォンから突然鳴り響いた緊急地震速報でした。

真夜中の静かな時間に、神経に触るような大きな警報音がいきなり鳴り始めたので、「なんだ、なんだ?」とスマホを見ると、大きな地震が来ることを知らせる表示が出ていました。

そして、その直後です。

実際にかなり大きく揺れ始めました。

体感では震度5から4強くらいあるのではないかと思うほどで、揺れ方は横方向の揺れが強かったように感じました。

茂原市では震度4を観測

気象庁などの発表によると、地震が発生したのは8月23日午前2時00分ごろ。

震源地は茨城県南部で、震源の深さは約70km、地震の規模はマグニチュード5.9でした。

最大震度は5弱。

茨城県、埼玉県、千葉県、東京都の一部で震度5弱が観測されています。この地震による津波の心配はありません。

千葉県では浦安市や印西市で震度5弱を観測。

茂原市を含む千葉県北東部でも強い揺れとなりました。

茂原市のほか、

  • 一宮町

  • 睦沢町

  • 長生村

  • 白子町

  • 長柄町

  • 長南町

  • 大網白里市

  • いすみ市

など、外房・長生地域の広い範囲で強い揺れが観測されています。

気象庁の観測資料でも、一宮町や長南町などで大きな揺れが記録されています。

スマホの警報、そして防災無線

個人的には、今回一番驚いたのは揺れが来る前でした。

何しろ午前2時です。

突然スマホから緊急地震速報の大きな警報音が鳴り響き、その直後に本当に大きな揺れが来ました。

気象庁は今回の地震について緊急地震速報(警報)を発表しています。スマートフォンなどで警報を受け取り、夜中に飛び起きた人もかなり多かったようです。

さらに地震発生時には、周辺自治体でも防災行政無線が作動しています。

たとえば東金市では午前2時00分、防災行政無線から

「地震発生(推定震度5弱)、強い揺れに備えてください」

という内容の放送が流れています。

茂原でも真夜中に防災無線が聞こえてきました。

寝ぼけていたこともあり正確な文言までは覚えていませんが、大きな地震が発生したことを知らせる内容だったと思います。

スマホの警報、大きな揺れ、防災無線。

これが午前2時に立て続けに来るとなかなか怖いものがあります。

「まさかこんな夜中に避難か」と嫌なことが頭をよぎった

大きく揺れている間に真っ先に思ったのが、

「ええ……こんな夜中に避難することになるのか?」

ということでした。

最近発生した熊本の地震の映像や報道も見ていたため、このままさらに大きな地震が来るのではないか、余震が続くのではないか、といろいろ嫌なことが頭をよぎりました。

幸い、私のいる場所ではその後に大きな揺れはなく、家の中でも特に被害はありませんでした。

もう一つ心配だったのが犬です。

大きな地震や警報音で騒ぎ始めないかとヒヤヒヤしました。

真夜中だけに、一度犬が興奮して吠え始めたら、地震とは別の意味で大変です。

結果的にはそれも大丈夫でした。

ネットでも「大きかった」「長く揺れた」の声

地震直後のインターネット上でも、

「でかい」

「かなり長く揺れた」

「家がミシミシいった」

「緊急地震速報で起きた」

といった反応が相次いでいました。

観測された震度以上に大きな揺れに感じたという人も見られ、深夜だったこともあって、突然の警報と揺れに驚いた人はかなり多かったようです。

私自身も茂原で震度4と聞いて、「あれで4なのか」と感じました。

寝ているところへ突然来た地震だったことも、実際以上に大きく感じた理由の一つなのかもしれません。

関東では負傷者も

今回の地震では、関東地方で人的被害も報告されています。

23日朝までの報道では、さいたま市や川崎市、相模原市、茨城県取手市、千葉県佐倉市などで、転倒などによるけが人が確認されています。

合計で9人がけがをしたと報じられています。

また、埼玉県川口市や東京都江東区では水道管の破裂が報告されました。

千葉県八街市では地震後に建物火災が発生しましたが、地震との関連については確認されていません。

現時点で確認した範囲では、茂原市や長生郡で今回の地震による大きな人的被害が発生したという情報は見当たりませんでした。

津波の心配はなし 今後1週間ほどは注意

今回の地震による津波の心配はないと発表されています。

一方、気象庁は今後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

地震発生から何時間も経って何も起きないと、つい安心してしまいます。

それでも今回は茂原でもはっきりと大きな揺れを感じる地震でした。

真夜中にスマートフォンの警報が突然鳴り、その数秒後には本当に大きく揺れ始める。

緊急地震速報というものが実際にどういうものなのか、久しぶりに身をもって感じた夜でした。

できれば、こんな時間の地震はもう勘弁してほしいところです。