8月23日午前2時ごろ、茂原でも大きな地震の揺れを感じました。
スマートフォンの緊急地震速報が突然鳴り響き、その直後にかなり大きな横揺れ。
真夜中だったこともあり、
「このままもっと大きな地震が来たらどうする?」
「停電したら?」
「断水したら?」
「避難することになったら?」
と、いろいろ考えました。
幸い今回はその後に大きな揺れはありませんでしたが、地震というものは本当に突然やってきます。
そこで今回は、茂原で暮らしている人が最低限そろえておきたい防災用品について、改めてまとめてみます。
まず最優先は水
地震そのものを乗り切っても、その後に困るのが水です。
大きな災害では水道管の破損や停電などによって断水する可能性があります。
内閣府では、家庭で最低3日分、できれば1週間分程度の水と食料を備蓄するよう呼びかけています。
飲料水の目安は、
です。
1人暮らしでも3日分なら9リットル。
できればペットボトルの水などを普段から少し多めに置いておき、使ったら新しいものを補充するローリングストック方式にしておくと無理がありません。
茂原市では災害時の水源として井戸の活用も検討されている
茂原周辺では昔から井戸を使ってきた地域も多くあります。
茂原市でも災害時の水源として井戸を活用することについて検討が行われています。
2024年12月の「市長と話し合う会」でも、井戸を災害用として活用することや、停電して電動ポンプが使えなくなった場合でも手動で水をくみ上げられるようにする必要性について話題になっています。
市側も、災害用井戸については今後進めていきたい課題の一つとして認識しているようです。
現時点では「市内のどこの井戸でも災害時に利用できる」というわけではありません。
だからこそ、
自宅の近くにどんな避難所や防災施設があるのか
を平常時に確認しておくことが重要です。
茂原市では指定緊急避難場所・指定避難所を公開しており、自宅や勤務先から近い場所をあらかじめ確認するよう呼びかけています。
さらに市内36か所に防災備蓄倉庫が設けられ、飲料水、アルファ米、クラッカー、発電機、懐中電灯などが備蓄されています。
地震が起きてからスマホで探すのではなく、今のうちに一度、市の防災ページを見て最寄りの場所を把握しておくと安心です。
非常食は難しく考えなくていい
食料も最低3日分、できれば1週間分あると安心です。
本格的な防災食を大量に買う必要はありません。
普段食べるものの中から、保存が利いて火を使わなくても食べられる物を少し多めに置いておけばかなり違います。
例えば、
カロリーメイトなどの栄養補助食品
は防災用にも使いやすいと思います。
安く、軽く、場所を取らず、調理せず食べられるのが大きなメリットです。
普段から食べて、減ったら買い足す形にしておけば賞味期限切れも防ぎやすくなります。
もう少し本格的な非常食としては、
も便利です。
お湯だけでなく水でも戻せる商品があり、長期保存できるため災害備蓄に向いています。
茂原市の防災備蓄倉庫にもアルファ米が備蓄されています。
懐中電灯は1本ではなく複数
停電になったとき、懐中電灯が1本しかないとかなり不便です。
家族それぞれが使う可能性もありますし、懐中電灯を置いてある場所まで暗闇の中を歩かなければならないこともあります。
そのため、
寝室
居間
玄関
非常持ち出し袋
など、何か所かに分けて置いておくのがおすすめです。
予備の乾電池も忘れずに。
内閣府も非常用持ち出し品として懐中電灯と予備電池を挙げています。
携帯ラジオは絶対に用意しておきたい
スマートフォンがあれば情報は取れると思いがちですが、大規模災害では通信障害が発生する可能性があります。
さらに停電が長引けばスマートフォンのバッテリーも限られます。
そこで役に立つのが、
です。
停電しても放送局から災害情報を受け取ることができます。
ラジオ本体と予備電池はセットで置いておきたいところです。
内閣府も、防災用品として携帯ラジオと乾電池を繰り返し挙げています。
モバイルバッテリー
現在の防災ではスマートフォンが非常に重要です。
家族との連絡、ニュース、防災情報、地図、自治体からの情報確認など、ほとんどスマートフォンで行えます。
そのため、
も準備しておきたい防災用品です。
普段使わない家庭でも、防災用として充電したものを一つ置いておけば停電時の安心感が大きく違います。
定期的に充電状態だけ確認しておきましょう。
携帯トイレも忘れやすい重要品
水と食料ばかり考えてしまいますが、断水するとトイレも大きな問題になります。
水が出なければ、普段通りトイレを流すことができません。
そこで役に立つのが、
です。
内閣府も最低3日、できれば1週間程度の備蓄を推奨する用品として携帯トイレを挙げています。
人数分を考えると意外と大量に必要になります。
普段使うものではないので後回しになりがちですが、一箱くらいは置いておきたい防災用品です。
救急用品は少し充実させておきたい
地震では家具やガラスなどでけがをする可能性があります。
ばんそうこうだけでなく、少し本格的な救急用品もあると安心です。
例えば、
ガーゼ
包帯
大きめの布や三角巾
白色ワセリン
常備薬
などです。
三角巾は特に便利です。
腕を吊ったり、傷口を覆ったり、固定したり、大きな布として切って使ったりと、用途が広くあります。
専用品でなくても大きめの清潔な布があれば応用できますが、最初から三角巾を一枚用意しておけば使いやすいでしょう。
消毒用品として消毒用エタノールなども備えておくと便利です。
白色ワセリンも皮膚の保護など幅広く使えます。
また、頭痛や痛み、発熱などに備えて、普段自分が使用している市販の鎮痛薬も常備薬として入れておくと安心です。
バファリンなどを普段使っている人なら、防災袋に予備を入れておく方法もあります。
薬は自分が普段使用しているものを中心に、使用期限も定期的に確認しておきましょう。
内閣府の防災用品例でも、救急箱、消毒液、ガーゼ、包帯、常備薬などが挙げられています。
木造住宅なら枕元に靴
今回のように午前2時に地震が来ると、当然ほとんどの人は寝ています。
大きな地震で家具が倒れたり窓ガラスが割れたりすると、床に破片が散乱する可能性があります。
そこで、
枕元に靴や底の厚い履物を置いておく
という方法があります。
特に木造住宅では、地震後に室内を移動したり屋外へ避難したりするときのことを考えておくと安心です。
暗闇の中を裸足で歩く状況だけは避けたいところです。
防災用品は一か所に全部まとめない
もう一つ大切なのが、全部を一か所に集めすぎないことです。
玄関に防災用品を全部置いていて、その玄関まで行けなくなったら使えません。
懐中電灯などは特に、
寝室・居間・玄関など複数の場所へ分散
させておく方が安心です。
非常持ち出し袋も、実際に一度背負ってみて、持って逃げられる重さなのか確認しておいた方がいいでしょう。
内閣府も非常用持ち出し袋について、玄関近くや寝室、車、物置などへの配置を例として挙げています。
地震が起きてから準備するのでは遅い
今回の地震でも、緊急地震速報が鳴ってから実際に揺れ始めるまで、それほど時間はありませんでした。
災害用品を探したり、水を買いに行ったりする余裕はありません。
だからこそ、何も起きていない日に少しずつ準備しておくことが大切です。
最低限、
水
食料
懐中電灯
ラジオ
予備電池
モバイルバッテリー
携帯トイレ
救急用品
このあたりから用意しておくだけでも大きく違います。
そして茂原市に住んでいる人は、自宅から最寄りの指定避難所や防災備蓄倉庫も、一度確認しておくことをおすすめします。
市では災害用井戸についても今後の課題として検討されています。
昨夜のような地震が、次はいつ来るかわかりません。
怖がりすぎる必要はありませんが、
「来たらどうするか」だけは今のうちに決めておく。
それだけでも、実際に大きな地震が来たときの安心感はかなり違うと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿