2026年9月3日木曜日

茂原市議会9月定例会が開会 8月13日の豪雨・水害対策などを議員が質問

 茂原市議会の令和8年(2026年)9月定例会が、9月2日に始まりました。

会期は9月17日まで。

今回の一般質問には11人の議員が登壇する予定で、9月9日、10日、11日の3日間に行われます。

市議会というと少し難しそうに感じますが、今回の内容を見ると、私たちの暮らしに直接関係する話がかなりあります。

特に注目したいのが、2026年8月13日に茂原市を襲った豪雨と、その後の水害対策です。

今回の議会は「8月13日の豪雨」が大きなテーマ

一般質問の一覧を見ると、複数の議員が8月13日の豪雨について取り上げています。

河野英美議員は、

「令和8年8月13日の豪雨について」

として、

・被害状況
・今後の課題
・今後の施策

を質問する予定です。

三橋弘明議員も「千葉豪雨災害」について取り上げ、

・一宮川水系における市内の水害状況
・本納地区の被害状況
・赤目川、乗川の課題と改善策

などを質問します。

横堀喜一郎議員も、

・豪雨による被害状況
・茂原市の対応
・今後の対策

について質問する予定です。

平ゆき子議員も、防災対策の現状と課題に加えて、今回の千葉豪雨への市の対応を取り上げます。

つまり、今回の議会では一人の議員だけではなく、複数の角度から8月の豪雨が検証されることになります。

「なぜ浸水したのか」まで踏み込む質問も

個人的に特に注目したいのが、御園敏之議員の質問です。

テーマは、

「令和8年8月13日の千葉豪雨を踏まえた内水対策について」

です。

質問内容には、

・市内の浸水被害がどの程度だったのか
・浸水した原因を市はどう分析しているのか
・今後、どのような内水対策を行うのか

という項目が並んでいます。

「水が出ました」で終わるのではなく、なぜ水があふれたのか、それを次にどう防ぐのかという部分まで質問する予定なのは、住民にとって重要です。

茂原では過去にも何度も浸水被害が起きています。

これから豪雨がさらに激しくなる可能性を考えると、排水能力や河川整備などをどうしていくのかは、家を持っている人にとっても他人事ではありません。

阿久川周辺の浸水や土砂崩れも議題に

9月11日に質問する髙鳥竜平議員は、さらに具体的です。

「8月13日豪雨における水害・土砂災害の被害検証と今後の抜本的対策」として、

・阿久川流域と周辺住宅地の浸水被害
・土砂崩れ被害
・激甚化する気象災害に対応する防災・減災計画

について質問します。

同じ茂原市内でも、水が出やすい場所や被害の種類は地域によって違います。

一宮川だけではなく、赤目川、乗川、阿久川、さらには市街地の排水まで含めて議論されることになりそうです。

「停電後の火災」への対策も

水害以外では、石毛隆夫議員が防災・減災対策として、

・通電火災の防止
・避難環境の整備
・建物やブロック塀への対策

を質問します。

「通電火災」というのは、地震や水害などで停電した後、電気が復旧したときに、壊れたり濡れたりした電気設備などから火災が起きるものです。

先日の記事でも、床下浸水した住宅を狙い「電気設備に異常がある」などと不安をあおる訪問業者の事件を紹介しました。

災害後の電気設備は本当に注意が必要ですが、それだけに、怪しい飛び込み業者ではなく、信頼できる電気工事業者などに確認してもらうことが大切です。

今回、市として通電火災をどう防ごうとしているのかも注目したいところです。

上下水道の地震対策も質問される

糸久佳伸議員は、上下水道の耐震化について、

・水道
・下水道
・農業集落排水

のそれぞれについて質問します。

水道や下水道は普段使えて当たり前だと思っていますが、大きな地震が起きれば生活への影響は非常に大きくなります。

道路や建物だけでなく、こうした地下のインフラをどこまで地震に強くできているのかも、住民として知っておきたいところです。

公立長生病院や地域医療も

高澤知佳代議員は、

公立長生病院の今後と地域医療体制

について質問します。

そのほか、

・安心して出産できる環境
・子育て支援
・医療人材の確保

なども質問項目に入っています。

外房地域では、大きな病院や産科などの医療体制がどう維持されるのかは重要な問題です。

茂原市だけを見るのではなく、長生郡を含めた地域全体の医療という意味でも注目しておきたいテーマです。

「外房ナンバー」というちょっと気になる話も

少し毛色の違うところでは、御園敏之議員が、

「外房地域の拠点都市を目指した広域連携」

について質問します。

その中には、

・茂原市が外房地域の拠点都市として果たす役割
・地域の一体感や知名度を高めるための「外房ナンバー」

という項目があります。

なんと、**「外房ナンバー」**です。

実現するかどうかは別として、外房ブログとしては非常に気になる話です。

現在この地域の自動車は主に「袖ケ浦」ナンバーですが、「外房」という名前を使ったナンバープレートを検討するという話が、市議会の一般質問に出てくることになります。

これは議会でどんな答弁が出るのか、後日改めて追いかけてみたいと思います。

茂原七夕まつりの今後も議題に

茂原を代表するイベント、茂原七夕まつりについても質問があります。

佐久間秀之議員と横堀喜一郎議員が、それぞれ今年の七夕まつりと今後・来年度について質問する予定です。

毎年多くの人が訪れるイベントだけに、今後どのように続けていくのかも地元として気になるところです。

いつ一般質問が行われる?

今回の一般質問は次の日程です。

9月9日
佐久間秀之議員、石毛隆夫議員、河野英美議員、高澤知佳代議員、三橋弘明議員

9月10日
横堀喜一郎議員、平ゆき子議員、折原孝浩議員、御園敏之議員、糸久佳伸議員

9月11日
髙鳥竜平議員

となっています。

9月定例会そのものは9月17日まで続きます。

今回は豪雨後だけに、市の答弁にも注目

8月13日の豪雨からまだそれほど時間がたっていない中で開かれた今回の9月議会。

一般質問一覧を見るだけでも、

「今回どこで被害が出たのか」
「なぜ浸水したのか」
「河川や排水路をどう改善するのか」
「次の豪雨にどう備えるのか」

といった、かなり具体的な質問が並んでいます。

質問するだけでは物事は変わりませんので、本当に重要なのは、それに対して茂原市が何と答えるのかです。

特に今回の外房ブログでは、

・8月13日の豪雨
・一宮川、赤目川、乗川、阿久川
・内水氾濫対策
・公立長生病院
・上下水道の耐震化
・外房ナンバー

あたりは今後も追いかけていきたいと思います。

市議会は少し堅そうに見えますが、実際に扱われているのは、洪水、病院、水道、道路、祭りなど、私たちが外房で暮らしていくうえで身近な話ばかりです。

今回の議会で具体的な答弁が出たら、また分かりやすく紹介したいと思います。

参考:茂原市公式サイト「令和8年9月定例会の日程・一般質問通告者一覧」

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